《子育てをブランクにしたくないママのための育勉セミナー》として、2013年6月に静岡県でスタートした育勉セミナー。5年目を迎えた2018年6月に、育勉セミナー参加者が1,000人を突破しました。 「育勉(いくべん)」は、2013年6月に弊社の「子育て女性の社会参画支援活動」として開始。「子どもを持った女性が母であることを楽しみながら、いきいきとした人生を送ること」に貢献することを理念として活動する中で、2016年12月には一般社団法人育勉普及協会を設立。「いきいき生きる」とは、女性が自分の価値観を肯定し、自分の人生を主体的に生きること。そのために必要なのは、ひとりひとりの女性が、自分で考え行動する力をつけることだと、は考え、現在は同協会を中心に全国の活動として広がっております。「育勉」の活動は、「育勉セミナー」の開催と、セミナーを開催できるインストラクターの養成の二つを軸に展開。「育勉セミナー」は、 ①「ブランク」と捉えられがちな育児に対して、ポジティブな見方が出来るようになる②仕事や家庭で今日から使える両立の実践スキルが習得できるようになる という2つの特徴から、参加者満足度の高いセミナーとなっています(参加者アンケートでは98%以上が「大変満足」「満足」と回答)。またインストラクターの養成のための「育勉インストラクター認定講座」は、受講生500名突破のタイミングでもある2017年9月に、オンライン主体で学べる講座として開講。《子どもを持つ女性の両立やキャリアを支援する講師資格》として育児休業中の女性などが認定を受け、各地で「育勉セミナー」開催の活動を行っています。今回の受講生1000名突破のうち、340名がこの講座を修了した認定インストラクターの活動によるものです。 育勉セミナーの根幹にあるのは、内面(思考)や基礎スキル(行動力や時間管理能力)の強化。これを「基盤力」と捉え、仕事や子育てに必要なスキルとして身に付けることを提唱しています。 結婚・出産という人生の節目を経験した多くの女性が向き合う、価値観や生活の変化。置かれた状況に違いはあれども、根幹にある問題は同じ。「基盤力」を身に付けることこそが、これらの変化に対応し、「いきいき生きる」秘訣であると考え、5種類のワーク、2時間のプログラムで無理なく基盤力が身につく様、設計されています。共働き家庭の増加の裏側にある「両立」の問題。当協会は、引き続きこの問題解決の一助として、「育勉セミナー」の普及、「育勉インストラクターの養成」を中心に、活動を進めてまいります。