株式会社NOKIOOと株式会社Wewillが共催で開催している越境学習の体験機会、金ガレ。2か月に1度、さまざまな立場・会社の人が集い、1冊の本をテーマに共に学びます。立場や年齢にとらわれず、フラットに皆が発言し、お互いに学びを得る場となっています。ちなみに、"金ガレ"というイベント名の由来ですが、NOKIOOの本社でもあるThe Garage(ザ・ガレージ)というコミュニティスペースで金曜日に開催することから、金曜日のGarage、通称"金ガレ"と名付けました。初開催が2023年8月でしたので、金ガレも1年が経とうとしています。「2か月に1度くらいは、華金に一緒に学びましょう」そんな想いも持って、運営しています。※現在NOKIOOが拠点を置く静岡県浜松市では、「浜松を越境学習の聖地にしよう!」というプロジェクトが始動しています。『越境学習の聖地・浜松』、通称"ハマエツ"です。NOKIOOもアクティブメンバーの1社として、今後も越境学習を様々な場所で推進していきます。▼ハマエツ公式ウェブサイトを見るhttps://hamaetsu.org/当日の様子・進行の流れさて、6月も金ガレを無事に開催することができました。今回テーマとしたのは、藁を手に旅に出よう "伝説の人事部長"による「働き方」の教室という本です。寓話を題材にしながら、キャリアや思考についての学びを得るという面白い内容となっています。参加者は合計20名程。スタートアップ経営者、飲食店オーナー、金融系や製造系のマネージャー、地域企業の若手、大学生など、様々な立場の皆様に参加いただき、テーマの本を題材としながら、議論を深めることができました。進行の流れは、下記の通りです。この日のメイン議論テーマは「思考の癖」でしたので、参加者全員で自身の思考に関して、様々な気づきを得られたと思います。思考の癖とは・・(金ガレ内での定義)日々生活する中で、無意識のうちに用いている思考の傾向。例えばネガティブ思考は、分かりやすい代表例でしょうか。しかし、思考に名前を付けることで、自身の思考の癖に自覚的になることができます。論理的思考、リスク思考、戦略思考などなど。意識的に思考を制御したり発動したりが可能になるイメージです。▼進行の流れ1)チェックイン:この場への期待や、近況などを1人ずつ話していきます2)本の要点レビュー:ファシリテーターであるNOKIOO代表の小川より、簡単に本の説明や本をチョイスした背景などを共有します3)個人ワーク:自身が普段用いている「思考」に名前を付けてみて、自身の思考の癖に気づく時間を取ります4)グループワーク:「藁を持って旅に出よう」の中から、各グループで1つの章をチョイスし、その章で語られている思考について議論を深め、最後に全体共有します5)チェックアウト:今日の気づき、今後への活用、まだモヤモヤしていること等を共有します参加者の声チェックアウトや金ガレ後の雑談の中で、様々なお声を頂きました。(Aさん)非常に楽しかった。参加して良かった。グループ内での対話が、良い効果をもたらしてくれて、思考に関しての議論が深まった。今後も越境学習の場に参加したい。(Bさん)日常に戻った時にどうすれば、思考の癖を使いこなせるか、まだモヤモヤしているが、モヤモヤを自身への宿題としたい。(Cさん)自分の思考の癖という考え方が面白かった。また多くの人と越境で学ぶことで、自身の思考の癖はアップデートできると感じた。ちなみに金ガレは、「明日から使える学びが得られた」という人もいる一方で、「まだモヤモヤする」と帰っていかれる方もいます。でもモヤモヤはすぐに晴れないからこそ、新たな気づきを与えてくれる価値がある。そんなメッセージをお伝えしています。結びに6月の金ガレも、実りある場となり嬉しく思います。次回の金ガレは、8月2日に行います。ぜひイベントページをご確認ください。金ガレは、どなたでもお気軽に参加可能なフラットな学びのコミュニティです。ぜひ華金は”金ガレ”で!