多くの企業で「対話が大事」「心理的安全性が必要」といったメッセージは浸透しつつあります。しかしその一方で、「対話の機会は増えたのに、現場の行動や成果につながらない」「対話が関係性づくりで終わり、マネジメント強化に結びつかない」といった課題も多く聞かれます。その背景は、「そもそも何の成果に向けた対話なのか」という軸が曖昧なまま行われているからではないでしょうか?本セミナーでは、成果の合意形成から、役割定義・行動への接続へとつながる“成果を変える対話”のメカニズムを紐解きます。ゲストは、経営学の研究知見と定量・定性的な分析技術をもとに企業支援を行う株式会社ビジネスリサーチラボ 代表・伊達洋駆氏。7月のセミナーでは、理論と実践の間を接続する多角的な示唆を提示いただき、大きな反響を呼びました。今回は、NOKIOOが企業支援や自社のチーム運営で蓄積してきた事例と、伊達氏の知見を掛け合わせながら、「どのような対話が成果を変えるのか」を実践視点から深掘ります。明日からのマネジメントや施策設計に活かしたい方にとって、有益なヒントを得られるセミナーです。ぜひご参加ください。このような課題を感じている人事担当者・管理職の方におすすめです対話は増えたが、「雑談や心理的安全性づくり」で止まり、成果や戦略と結びつかないチームや個人の目標が腹落ちせず、当事者意識や推進力につながらない成果から逆算された“問い”や“役割合意”が弱く、行動や戦略実行にブレーキがかかるゲストスピーカー 株式会社ビジネスリサーチラボ 代表取締役 伊達 洋駆 氏神戸大学大学院経営学研究科 博士前期課程修了。修士(経営学)。2009年にLLPビジネスリサーチラボ、2011年に株式会社ビジネスリサーチラボを創業。以降、組織・人事領域を中心に、民間企業を対象にした調査・コンサルティング事業を展開。研究知と実践知の両方を活用した「アカデミックリサーチ」をコンセプトに、組織サーベイや人事データ分析のサービスを提供している。著書に『イノベーションを生み出すチームの作り方 成功するリーダーが「コンパッション」を取り入れる理由』(すばる舎)や『現場でよくある課題への処方箋 人と組織の行動科学』(すばる舎)、『越境学習入門 組織を強くする「冒険人材」の育て方』(共著;日本能率協会マネジメントセンター)などがある。2022年に「日本の人事部 HRアワード2022」書籍部門 最優秀賞を受賞。東京大学大学院情報学環 特任研究員を兼務。<最新著作>●組織と人を動かす科学的に正しいホメ方●組織内の“見えない問題”を言語化する 人事・HRフレームワーク大全メインスピーカー 株式会社NOKIOO アカウントマネージャー 古賀 奈津紀広告印刷系の営業職からキャリアをスタートし、その後、法人向けシステム開発会社にて10年以上にわたり人事・IR業務に従事。人事制度の設計、採用・育成、労務管理など、幅広い人事領域での経験を積む。上場企業×人事の経験を活かし、「人事や事業現場で一緒に試行錯誤するパートナー」になりたいという想いから、2021年にNOKIOOへ転職。現在は人材・組織開発の戦略・企画段階から企業支援を行う。製造・通信・IT・金融・小売・運輸など、さまざまな業種の企業に対して、現場課題に寄り添ったリアルな人材・組織開発支援の実績を重ねる。グロービス経営大学院(MBA)修了。セミナー登壇やVoicyでの発信を通じて、制度や施策にとどまらない、現場で生きる育成と組織のあり方を日々探求。福岡在住で子育てと仕事を両立しながら、フルリモートで自立したチームづくりに挑戦中。多様な働き方が広がることで「子どもたちに、より豊かな働き方を残すこと」を目指している。