「メンバーのキャリアについて、1on1で話してください」管理職にそう伝えている人事・人材育成担当者は多いのではないでしょうか。しかし管理職が、「将来、何をやりたい?」「次はどんな仕事に挑戦したい?」「今後のキャリアをどう考えている?」と問いかけても、なかなか話が深まらない。本人からも「まだ分かりません」「特に決めていません」という答えが返ってきて、結局いつもの業務の話に戻ってしまう。そんな経験はないでしょうか。キャリア支援というと、「本人のやりたいことを聞くこと」「将来の希望を確認すること」と捉えられがちです。一方で、自分自身の強みや価値、これまでの経験の意味は、本人だけで考えていても意外と見えにくいものです。だからこそ管理職には、答えを聞き出すのではなく、「その経験のどこに本人らしさがあるのか」「本人が当たり前だと思っている強みは何か」「現在の仕事と、これからのキャリアをどうつなげられるか」を、一緒に探索する対話力が求められます。今回は、キャリア対話について「解説する」だけではありません。成瀬と古畑による、管理職とメンバーのリアルなキャリア対話を公開実践します。これまでの経験をどうひもとき、本人も気づいていなかった強みや価値をどう見つけ、これからの可能性へとつなげていくのか。どんな問いを投げかけ、どこで深掘りし、どのように本人の可能性を広げていくのか。リアルな対話のプロセスを見ていただきながら、管理職によるキャリア支援のポイントをひもときます。●本トークライブで扱うことなぜ「やりたいことは?」だけではキャリア対話が深まらないのか本人も気づいていない強みや価値を、対話からどう発見するのか過去の経験と現在の仕事、これからのキャリアをどうつなげるのか管理職は、どこまで問い、どこまで意見を伝えてよいのかキャリア対話を、1on1や日常のマネジメントにどう組み込むのかキャリア支援を「本人に考えてもらうこと」から、「対話を通じて本人の可能性を一緒に発見すること」へ。管理職のキャリア支援力を高めたい人事・人材育成担当者に向けた、公開実践型の55分です。本企画は、「キャリア」をテーマにした全2回の連続トークライブです。第1回では管理職によるキャリア対話の実践、第2回ではキャリア自律を育む組織のあり方を扱います。ぜひ2回あわせてご参加ください。●このような方におすすめです管理職によるキャリア面談・1on1の質を高めたい管理職研修にキャリア対話・対話力を取り入れたい管理職にキャリア支援を求めているが、具体的な方法まで伝えられていないキャリア面談が異動希望や将来希望の確認だけになっているエンゲージメントサーベイで「キャリア」「成長機会」に課題を感じているスピーカー 株式会社NOKIOO 執行役員成瀬 岳人IT企業でテクニカルライター、研修講師に従事した後、大手人材サービス企業で法人営業および人材マネジメントを担当。2012年より、業務コンサルタントに転身し、様々なプロジェクトやサービスの立ち上げに携わる。2016年以降は、働き方改革コンサルティングサービスを自ら立ち上げサービス責任者を務める。2020年以降は、自ら事業構想した新規事業を企業内で起案し、事業責任者として開発プロジェクトのオーナーおよび営業から組織マネジメントまでを担う。複業で、一般社団法人プロティアン・キャリア協会 CDO、厚生労働省委嘱テレワークマネージャーなど。資格等/国家資格キャリアコンサルタント/事業構想修士(MPD)/実務教育学修士(MPE)/デジタル庁委嘱デジタル推進委員/プロティアン認定ファシリテーター/JDLA G検定 2023 #3/認定ブレンディッドラーニング・デザイナー●サイト|ナラティブ・エル・セッションズスピーカー 株式会社NOKIOO アカウントマネージャー古畑 美紗登静岡大学農学部卒業後、建築業界で営業、企画、広報、ブランディング、新規事業開発を経験。部門や立場を越えた協働の中で、組織内の関係性や対話の質が成果に大きく影響することを実感し、人・組織領域へキャリアを転換。2022年にグロービス経営大学院を修了し、実務と理論の両面からの理解を深めている。現在はNOKIOOのアカウントマネージャーとして、マネジメント育成や組織風土改革、越境学習などのテーマに関わるプロジェクトの起点づくりと関係構築を担う。芸風は親しみやすさ・自然体・安心感。これまでの経験を活かし、現場の声を丁寧に受け止めるコミュニケーションを通じて、本質的な課題発見や組織変革の土壌を育むことを目指している。「地方企業の持続的な成長には、組織開発とブランディングの両輪が不可欠」という考えのもと、経営層と現場の間をつなぎ、地方企業の未来づくりに伴走中。